腰痛

30代で起こる腰痛の原因は?20歳を過ぎたら加齢のはじまり?腰痛の理由と対策

「30代になってから、腰痛が気になるようになってきた…」

そう悩んでいる人も多いのではないでしょうか?実際に、腰痛を訴えて当院にいらっしゃる患者様も、20代よりも30代のほうが多くなっています。

また30代で腰痛に悩む患者様の多くが「筋肉の緊張のせいで腰に痛みを感じている」というのが、症状を拝見しての実感です。

そこで本記事では、30代の腰痛で起こりやすい原因について解説します。

 

30代で起こる腰痛の原因

30代で起こる腰痛の原因は、大きく分けて以下の4つです。

  • 筋肉の緊張
  • 体の歪み
  • 骨や椎間板の異常
  • 内臓疾患

ひとつずつ解説していきます。

筋肉の緊張

30代の腰痛で最も多いのが筋肉の緊張です。筋肉が緊張して硬くなると、血液の循環が悪くなり、血行不良により痛みを感じることが多くなってしまいます。

このタイプの腰痛に効果的なのは運動。10〜20代は比較的体を動かすことも多いので、筋肉の緊張があったとしても悪化しなかったのかもしれません。

しかし30代になると「仕事や子育てが忙しい」などの理由で、運動する機会がほとんどなくなる人も。

運動する機会が減り、腰の筋肉が緊張して腰痛につながる可能性が高くなります。

体の歪み

腰痛は体の歪みによっても起こります。

「足を組む」「カバンはいつも右肩にかける」など、これまでの「姿勢」や「体の動かし方」の癖に影響されて、身体は歪んできます。

背骨や骨盤に歪みが全くない方は、基本的に存在しません。

30代になって腰痛がでてくる要因の一つは、これまでにたまった体の歪みかもしれません。

骨や椎間板の異常

30代になり、加齢に運動不足や栄養不足がかさなると、骨の変形や椎間板の異常が生じるケースがあります。

骨の変形によって起こる腰痛としては、椎間関節症(ついかんかんせつしょう)が有名です。これは骨に棘ができ、痛みを発してしまうものです。

また、椎間板の異常で起こる腰痛としては、椎間板ヘルニアがよく知られています。腰痛に加え下半身の痺れを感じたら、椎間板ヘルニアを疑いましょう。

内臓疾患

腰痛の原因としては、内臓疾患も考えられます。

「30代では内臓疾患が腰痛に発展するケースは少ない」と言われていますが、まれに癌や脊椎の炎症によって腰痛を感じることも。

普通の腰痛と内臓疾患による腰痛の違いは、痛みの出方。内臓疾患の場合には、「この姿勢になったら痛い」ということがあまりなく、安静にしていても痛いことが多いです。

万が一このような痛みを感じたら、すぐに病院で検査しましょう。

 

腰痛が起こったらまずなにをする?自分でできる腰痛対策

腰痛が起こったら、少しずつ運動やストレッチなどのケアを始めることをおすすめします。

代表的なセルフケアは以下の5つです。

  • ウォーキング
  • 筋トレ
  • お風呂
  • ストレッチ
  • 質の高い睡眠

特にオススメなのはストレッチ。30代で起こる腰痛は「筋肉の緊張」によるものが多いため、ストレッチで痛みを緩和できる可能性が高いです。

またウォーキングもいいですね。準備やお金をかけずに実施できるため、継続的に運動するのに向いています。

 

まとめ

30代は筋肉量が低下する年代だといえます。加齢に加え、仕事や子育てに忙しく運動習慣がなくなりがちなせいですね。

そのため筋肉が緊張して硬くなったり、姿勢が悪くなったりして、腰痛が起こりやすくなります。

腰痛を起こさないためには、筋肉を柔らかくしたり、筋肉量を維持するための取り組みが必要。予防だけではなく、腰痛の改善にも適度な運動は効果的です。

少しずつでもいいので、継続的にケアすることが大切ですよ。

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