産後の骨盤を矯正するための骨盤ベルト。
出産とともに骨盤が開いたり、バランスが乱れてしまうためそれを治すために利用しているママさんが非常に多いです。
そこでこの記事では、
- 産後骨盤ベルトはいつからつけるか?
- 寝るときはつけたほうが良いか?
- 産後骨盤ベルトの3つの役割
を詳しく解説していきます。
ぜひ、ご覧ください。
産後骨盤ベルトはいつから?目安は産後直後から
産後骨盤ベルトは産後直後につけてもOKです。そこまできつく締めなければ骨盤への負担も強すぎないので、産後直後でも問題ありません。
ただ、細かくいうと産後の骨盤の状況には個人差があるため医師に相談をするのが一番確実です。
例えば、出産の影響で腹筋に損傷があった場合、骨盤ベルトの圧迫痛みが強くなってしまうこともあるかもしれません。
損傷の状況ややってはいけないことを医師に確認し、そのうえで装着するのがおすすめです。
寝るときの骨盤ベルトは?できれば装着した方が効果が高い
寝るときでも骨盤ベルトを装着するとより効果が期待できますよ。
苦しくなければ寝ている最中も骨盤ベルトを行うことで、睡眠中も矯正効果が持続します。
また、骨盤ベルトは骨盤周りの冷えも予防してくれるので快眠につながることも多いと聞きます。
寝るときにおすすめのベルトは通気性の良いものです。夏は骨盤ベルトを装着することで熱がこもってしまい蒸れてしまうこともあります。
また、骨盤ベルトを装着している部分に汗をかいてしまうと寝つきが悪くなってしまう原因に。
そのため、通気性が良いものを選ぶと快適ですよ。
骨盤ベルトの効果とは?3つの役割を解説
ここからは骨盤ベルトの効果を詳しく解説していきます。
骨盤ベルトの効果は主に
- 腰痛の予防・改善
- 恥骨痛の予防・改善
- 産後太りの防止
です。
ひとつずつ解説していきます。
腰痛の予防・改善
骨盤ベルトをすることによって骨盤が整い、腰痛の予防・改善が期待できます。
産後の骨盤はリラキシンというホルモンの影響で緩く、不安定になっています。
そんな中育児をこなさなければいけないので、どうしても腰に負担がかかってしまうのです。
いちいち姿勢を気にすることも難しいため、骨盤ベルトをすると無意識に動いても安定しやすいですよ。
恥骨痛の予防・改善
妊娠後に足の付け根やお腹の下の方が痛くなることがあります。
骨盤の緩みによって恥骨部分に痛みがでているのかもしれません。
恥骨痛は出産を経験したママさんによくある症状であり、骨盤ベルトで予防・改善が可能です。
もちろんすべての恥骨痛が治るわけではありませんが、やってみる価値はありますよ。
産後太りの防止
産後太りにも効果的です。骨盤が緩んだ結果、内臓が下垂しポッコリお腹になってしまった…
このように悩んでいるママさんは多いです。
骨盤の安定は先ほど解説した、腰痛や恥骨痛だけでなく産後太りの解消にも役立ちます。
産後ベルトはいつまですればいいの?目安は3~6カ月ぐらい
出産後はリラキシンというホルモンの影響で骨盤が緩い状態が持続します。
その影響が続くのがおおよそ産後6カ月まで。従って、6カ月以降に骨盤ベルトを行っても産後直後と比較して効果は薄いでしょう。
もちろん効果がないわけではありませんが、6カ月をめどに外した方が良いです。
これは筋力低下の視点からも言えることで、骨盤ベルトのつけすぎて腰の筋力が低下してしまう恐れがあります。
産後に骨盤ベルトを着けるのが癖になり、その後年単位でつけてしまうのはマイナス要因が大きいです。
そのため、産後6カ月ごろを目安に外しておきましょう。
まとめ
産後ベルトは簡単に装着できるうえ、腰痛や恥骨痛、産後太りの解消に役立つため便利なアイテムとして知られています。
現在では、多くの種類があるので自分に合ったものを使用すると良いでしょう。
おすすめは通気性の良い骨盤ベルトです。
睡眠時に汗をかくことなく快適に過ごせるので良いですよ。
ぜひ、お試しください!